承認欲求をなくす方法

今日は「私、承認欲求が強くて、なんかそれもコンプレックスなんですよね・・・。」という人と出会いました。承認欲求が割と強い私としても、そこは実はかなり気になるところです。その時に話した内容をつらつらと書こうかと思います。

承認欲求が強い人(中央=私)は、このような写真を好みます。
※承認欲求が強い人(中央)は、このような写真を好みます。

 

承認欲求が強い女と思われている?

今回この相談をしてくれた人は、割とわが道を行くすっと一本軸の通った素敵な方でした。で、彼女のSNSを見たりしても、いわゆる「かまってちゃん」オーラが出てるわけでもなく。ただ、淡々と自分の日々の活動を時々報告したりしている感じでした。

 

彼女曰く、「承認欲求を抑えて抑えて書いているんですけど、やっぱり『いいね!』が気になって何度も確認しちゃうんですよね・・・。」
なるほどなるほど。でも、彼女と話していても別に特に承認欲求が強い女だぜ!とは思いませんでした。(隠してるからなのかもしれませんが)

 

でもそれ以前に、私はこう思います。

 

 

「承認欲求があっても別にええやん。」

 

 

承認欲求が存在することは悪ではないし、否定もできない

承認欲求って、欲求じゃないですか。当然のごとく。

 

で、これって、食欲とか睡眠欲とか性欲と似たようなもので、「欲」そのものは存在するのだから、それを「ダメだから」と言って無理やりないもののようなこととして取り扱ったりしようとしたって仕方がないと思うんです。

 

食欲はダメだろうがなんだろうが存在するし、食いたいモンは食いたいんです!

食いたいモンは食いたいんです!
みんな、食欲の止まらないオレを暖かく見守ってくれてありがとう

 

性欲だって別になくても生きていけるけど確実に存在はするんです。

 

承認欲求の何が問題??

じゃあ、承認欲求の何が問題かっていうと、別にそういう欲が「あること」じゃない。

 

食欲だって性欲だって「あること」が問題じゃない。

何が問題になるかっていうと、例えば私が性欲ムンムンあったとして、道中にいる人たちを片っ端からレイプしていったら、そりゃー問題ですよ。被害者たちを不幸にしているので。

というわけで、欲そのものは悪ではない。

 

人を不幸にする承認欲求に基づく「アクション」とは何かを考えてみましょう。

 

人を不幸にする承認欲求に基づく行動とは

最近(2017年)の「承認欲求」で真っ先に頭をよぎるのが、SNS。

これは人を果たして不幸にするのか?!

 

例えばこんな投稿があったとして、

 

寝起きですっぴん、やばいwww

 

それを見ても

「いや、、、絶対化粧してるやんっていうか時間無いのに投稿って・・・うわ~・・・」みたいなのは、うーん。突っ込むべきかそうでないべきか、でもそこまで承認欲求強い人って突っ込むとキレそうだからな、とりあえず距離でも置いとくか・・・。いずれにしても可哀そうな女だぜ。
くらいですみます。笑

(※ちなみに写真はイメージで、彼女は“すっぴん”アピールは全くしない人間です)

 

 

で、別にこれを見た人が不幸になるわけではありません。

 

まぁ、不幸というか不快に感じる人はいるかもしれませんね。「うぜえコイツ」と。でもそんな、別に彼なり彼女なりに直接的な被害を与えているわけではないので、別にそんなことは気にしなくても良いでしょう。

 

誰が不幸になるかっていうと、その投稿をした本人です。笑
そう、きっと周りと距離を取られたりするという、これが一番嫌なんでしょうね~。

 

「オレ(私)凄いだろ」自慢をするオヤジ(またはお局)

あー。これは人の時間を奪うのであまり良くないのかもしれませんねー。凄いって言って欲しいんですね、ハイハイ。と思ってしまいます。あぁ。ブーメランが怖すぎる。

 

ブーメランが怖いと言っている理由は、私は承認欲求割と強いんじゃないかと思っているからです。みんなオレを褒めて。笑

 

でも、上に書いたように、オレも「ウザいと思われたくない!クールなヤツと思われたいから承認欲求あるフリしない!」というところがもちろんありますから、それって結局は人から認められたいっていう欲求で、それって結局承認欲求やないかいっ!

 

という無限ループの罠にはまります。笑

 

承認欲求が強くても、それを他人にぶつけない人達は、みんな悩んでいるのでしょーか・・・。

 

自分より立場が弱い人に認めてもらうセリフや行動を強要する

これが一番タチが悪いんじゃないですかね。例えば父親が誰からも認められないような人で、自分より立場が下なのは娘だけ、という状態のとき、世の中から認められないうっぷんを娘で晴らそう、みたいなのは最悪だと思います。これは娘さんを不幸にしますね。

 

承認欲求、結局どうすれば良いのよ?

さて、そんなわけで先ほどは承認欲求の定理を証明いたしました。

 

「ウザいと思われたくないから、承認欲求がないフリをする!」=認められたい欲=承認欲求

 

ということなので、こいつは永遠になくならない。
でも安心してください。「人から認められたい」と思うのは、人間として根源的な欲求なのだと思います。

 

そう!食欲や睡眠欲や性欲がなくならないのと同様。

 

まぁ、これらの欲求は食べたり寝たりイロイロしたりすることで解消されるのですが・・・、

 

で、承認欲求。この解決策。

 

恐らく一番良いのは、オリンピックで洗いざらい金メダル取った後、ITベンチャーで起業して上場して、その金でカンボジアに学校立てるぐらいのことをすれば「すげー」と言われて承認欲求も解消されるのでしょうが、それって我々凡人にはハードル高いのでとりあえず即効性のある解決策を考えましょう。

 

一番手っ取り早い解決策は、何かをして、人から感謝されるということなのではないかと思います。

 

感謝されるというのはきっと、人間にとって必要なことなのではないかと思います。

 

で、多かれ少なかれ、この「感謝される」というのは「人から認められる」という要素を幾分か内包しています。まぁ、一方的に利用されちゃうこともあるんですけどね。ベンリー君になっちゃう的な。

 

それでも、世の中にベンリー君が一つまみの感謝をもらって、コキツカイヤーが「コイツマジでベンリなヤツだぜ」と喜ぶという構図が存在するのは、この「感謝」を基軸としたある種Win-winの関係が成立するからこそなのだと思います。

 

まぁ、誰でもいいのでその人に感謝されることをすれば、ある程度の承認欲求は満たせる見込みであります!

 

でも、その感謝される対象の人に善意があるかどうかは見極めた方がいいかもしれませんね。^^;

 

 

結論

・能力がある人は存分にその力を発揮して、承認欲求を満たしましょう

・すぐになんとかしたい人は、人から感謝されることで解消しましょう

・感謝してもらう対象の人が、善意があるかどうかはちゃんと見極めましょう

・自分より立場が下の人に承認欲求をぶつけるのは控えましょう

 

今日は以上です!

 

 

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