「英語力」の国際的な基準

一言に「英語力」と言っても、色んなレベルがあります。

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EBN diagnosis

私が駐在員として英語を業務で使った後、日本に帰ってきて英語が堪能な人たちとも会いましたが、何かが決定的に違う・・・と違和感を覚えることがありました。

 

普段「空気嫁」と言われている私が言うのもちゃんちゃらおかしい話ではありますが、今思い起こせば、それはTPOをわきまえた空気感があるかどうか?というものだったような気がします。

駐在員に求められる英語力

 

例えば外国人から「この件に関して本社と確認取ってもらえますか?(Could confirm this issue with the headquarters?)」とお願いされた時に「sure!」なのか「certainly.」なのか「absolutely!」なのか。日本語で言うと、「いいですよ!」「承知しました。」「全然OKっす!」という感じですかね。

 

これが、英語があまりできない初心者が「オッケーオッケー。アイ チェック! (ハイ、ハイ、ワタシ、チェックシマス!)」とやっている分には全く問題ないのですが、

 

それなりに英語力がある人が「オッケーオッケー、I’ll confirm!(はいはい、確認すればいいんでしょ←的なニュアンスになってしまうこともある)」なんてやっちゃうと、相手には「えっ?何その対応??」という違和感を与えてしまう可能性があります。

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Business conversation in Toronto, 2015

あるいはビジネスシーンで何か怒られた時に「次回は気を付けてくださいね」と言われた返しで「absolutely!」なんて答えると、表情によっては「ガッテン承知です!」みたいな変な空気感を作り出す・・・といった、そんなイメージです。

 

 

つまり、英語力のある部分は突出しているのに、会話の部分に関してはアンバランスなため、結果的に相手に不自然な印象を与えてしまうというイメージです。

 

ここでは、「駐在員に必要とされる英語力」という観点から英語力を含めた、総合的なコミュニケーションのレベル(目指す着地点)をお伝えします。

 

なお、テストスコアはあくまで目安です。(なぜなら、コミュニケーションスキルをテストで測るのは非常に困難なことだからです。)

 

この表のレベルを参考にしていただいて、バランス良くコミュニケーションスキルを育てていくのが良いかな、と思います。

 

 

今後はもう少し具体的な評価基準も出していきたいと思いますので、引き続きご注目を!

 

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